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がん治療を考える総合サイト

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2009-05-10-Sun 22:36:57 │EDIT
インターネットやその他のメディアを利用して自分の癌(がん)について調べている患者は、最新治療を受ける比率の高いことが新しい研究で示された。これまでの研究では、癌患者の40%がインターネットで医療情報を得ているとされるが、その情報が治療選択に及ぼす影響度についてはこれまで不明だった。
 医学誌「Cancer(癌)」オンライン版に2月23日掲載(印刷版は4月1日号掲載予定)された今回の研究では、米ダナ・ファーバーDana Farber癌研究所(ボストン)のStary Gray氏らが、「ペンシルベニア癌登録(PCR)」から大腸(結腸)癌患者633人のデータを収集。特にベバシズマブ(商品名:アバスチン)およびセツキシマブ(アービタックス)の2種類の薬剤(いずれも分子標的薬と呼ばれる新しいタイプの抗癌薬)の利用状況に着目して検討した。
 その結果、メディアで大腸癌およびその治療法に関する情報を得ている患者は、そうでない患者に比べて、この最新治療を知っていた比率が2.8倍であったほか、実際にその治療を受けた比率は3.2倍であることが判明した。この関連は、米国食品医薬品局(FDA)が適応承認した進行癌、承認していない早期癌のいずれについても強く認められた。
 しかし、患者から医師にその治療法を提案したのか、それとも医師が処方した治療について患者が調べたのかは不明であるとGray氏は付け加えている。医師の診察に備えてインターネットで情報を探す患者もいれば、癌に関するテレビ番組があると聞けば必ず見るという人、医師からパンフレットをもらう人、別の医師にセカンドオピニオンを求める人もいると同氏はいう。
 メディアを利用して自分の疾患について調べる人は増加傾向にあり、この30年で医療において患者自身が担う役割が大きくなっているが、必ずしも信頼できる情報源ばかりではないとGray氏は注意を促している。同氏によれば、米国立癌研究所(NCI)や米国癌治療(臨床腫瘍)学会(ASCO)、米国癌協会(ACS)などのウェブサイトが優れており、癌以外の疾患については、米国立衛生研究所(NIH)のほか、米国心臓協会(AHA)など特定の疾患を扱う団体のウェブサイトを勧めるという。
 ACSのLen Lichtenfeld博士は、この研究結果の背景には、情報の有無とはまた別の治療への障害、すなわち費用や医療保険という因子が関与しているのではないかと指摘している。このような最新治療は極めて高価であり、保険による補償が十分でなければ治療を受けることは難しい。
 例えば、アービタックスは月1万7,000ドル(約170万円)かかり、メディケア(米国の高齢者医療保険)加入者では、患者個人の負担が月3,400ドル(約34万円)、年間では4万ドル(約400万円)以上にもなる。しかし、いずれにせよ患者は自身の疾患について情報を得る必要があり、同時にあふれる情報に圧倒されることのないよう注意することも必要であると、同氏は述べている。
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2009-05-09-Sat 22:36:20 │EDIT
進行した結腸直腸(大腸)癌(がん)患者に対する標準的な3剤併用治療に、4種類目の抗癌薬をさらに追加すると、状態が悪化することがオランダの研究で明らかにされ、米医学誌「New England Journal of Medicine」2月5日号に掲載された。
 今回の研究は、直腸結腸癌が身体の他の部位にまで拡大した(転移)患者755人を対象としたもの。ベバシズマブ(商品名:アバスチン)、オキサリプラチン(Eloxatin、日本での商品名:エルプラット)、カペシタビン(ゼローダ)の標準的な3剤併用治療にセツキシマブ(アービタックス)を追加すると有益な効果が得られることが、動物実験のほか2件の小規模ヒト試験で認められたことから実施された。それぞれの薬剤は作用が異なり、カペシタビンとオキサリプラチンは癌細胞を直接死滅させるのに対し、ベバシズマブには細胞分裂を促進する血管内皮増殖因子を阻害する作用がある。
 試験の結果、4剤併用治療を受けた患者の平均生存期間は9.4カ月であったのに対して、3剤治療群の生存期間は10.7カ月であった。また、4剤治療群では薬物有害反応(ADR)が高頻度でみられた。このような結果が出た理由は不明だが、「抗体間に生じる未知の攻撃性によると考えられる」と、報告を行ったオランダ、ラドバウドRadboud大学ナイメーヘンNijmegenメディカルセンター教授のCornelis J.A. Punt博士は述べている。動物実験で副作用が少なかったことも手がかりになり、実験動物で毒性が少ないということは、生物学的効果も少ないのだという。
 この知見から得られる教訓は、癌だけでなく、エイズ、結核など他の疾患の新しい治療にも当てはまると、米ハーバード大学(ボストン)医学部教授のRobert J. Mayer博士はいう。作用の異なる薬剤を追加することは有益であるとの考えが定着しているが、細胞の構成成分間に混乱を生じる可能性もあり、副作用の重複がなくても総合的な作用が必ずしも有益であるとは限らないと同氏は指摘している。
 生きた細胞は複雑な機械のようなものであり、癌治療に新たな薬剤を追加する場合、何が起こるかを予測するのは不可能であるという。「大規模な、多額の費用をかけた臨床試験を行う必要がある。
2009-05-07-Thu 22:34:28 │EDIT
夢のがん治療装置がすぐそこに-。神奈川県は最先端のがん治療装置「重粒子線治療装置」の平成26年度中の導入を目指している。
 同装置は、従来の放射線治療では困難だった体内深部のがんに有効で副作用も少なく、開腹もしないため体への負担が少ないとされるがん治療の“救世主”。前立腺がんや頭頚部(とうけいぶ)がん、骨肉腫などに苦しむ約2400人の患者への適応が期待される。
同装置はすでに千葉県の放射線医学総合研究所(放医研)や兵庫県立粒子線医療センターで導入されており、群馬大学(群馬県)も設置を急いでいる。県は全国4番目の導入を目指している。
"ただ、保険診療の対象外であるため、患者の自己負担は約300万円と高額。県は国に保険適用を働きかけるとともに、兵庫県などにならい、無利子貸し付けなども検討している。

 また、放射線治療医や医学物理士など装置の稼働や運用などに必要な専門職も不足しているが、県はすでに放医研と包括協定を締結、人材育成や技術的支援などで連携強化を図っていく構えだ。

 県立がんセンターでは、再整備で、手術室を現行の倍の12室とするほか、外来化学療法も現行の倍以上の50床とするなど、体制を大幅に強化する。
"
2009-05-06-Wed 22:33:24 │EDIT
がんには痛み以外にもさまざまな症状が出ることがあります。肺がんの場合の「せきや息切れ」、食道がんの場合の「食べ物ののみ込みにくさ」などは、その症状の代表であり、このような症状に対しても、原因を調べて、きちんと対応することが必要です。
たとえば吐き気といっても、抗がん剤の副作用によるものや、病気により胃腸の動きが悪くなって出る場合もあります。じっとしているときでも吐き気を感じる場合や、体を動かした時に限って起こる場合もあります。「何が原因か?」「どんな時に起こるのか?」を専門的な視点で分析し、対応策を検討する必要があります。
腸閉塞(へいそく)を起こしそうになった時は、以前はイレウス管という長い管を入れてたまった腸液を外に捨てる治療が中心でしたが、管を入れっぱなしにするため患者の苦痛は大きいものでした。しかし、最近腸液の分泌を抑える注射薬が開発されて、イレウス管を使うことは減りました。
また、食道や気管が狭くなったときは、ステントと呼ばれる金属の輪を内視鏡を使って入れることで、食事や呼吸が楽になります。さらに、痛い時によく使われるモルヒネをごく少量投与すると、呼吸が楽に感じられることもわかってきています。


がんの名医

肝臓がんの名医

肺がんの名医

卵巣がんの名医

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大腸がんの名医

肺がんの名医

肺がんの名医

肺がんの名医


2009-05-05-Tue 22:02:12 │EDIT
がんの名医にがんの治療をしてほしいと願うのは、普通は自分が深刻な状況になってはじめて強く思うものです。
がんの名医と言えども、万能なわけではありません。
場合によっては、手の施しようもないケースもあります。
そうなる前に診察を受けておくことが大切です。
そもそも、素人には医学のことはよくわかりません。
かといって、がんの名医を始め、各種のがん治療を網羅した病院で総合的に卵巣がんの診療を受ける機会など、現実にはなかなかありません。
がんの名医の治療を受けるにしても、早期の方が有利なのは当然のことです。
がんに限らず、早期治療はがん治療の鉄則です。
もたつけば、がんに対する処置はそれだけ不利になります。
がんの名医の診療を受ける時期が遅れれば遅れるだけ、人生は終焉に近づいていきます。
だからこそ、がんの名医選びと病院選びを迅速に行うことが重要です。
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