大腸がん検診の大切さを学びながら都内の街並みを歩こうと、「Tokyo健康ウォーク」(都福祉保健局など主催)が1日、東京国際フォーラム(千代田区)を主会場に開かれ、都民ら約1860人が心地よい汗を流した。
ウオーキングは10キロと5キロのコース。参加者はスタート時に大腸がんに関するクイズ用紙が手渡され、コース上に掲示されたパネルを見ながら大腸がん検診の大切さを学んだ。
同フォーラムではトークライブや子供たちがトンネル内に添付された病気キャラクター(病変)を捜して治療する大腸トンネル探検隊などのアトラクションも行われた。
20代以上の参加者には事前に大腸がん検診の申し込みを受け付け、希望した約900人に簡易便潜血検査キットを送付。この日は約8割が持参したという。
大腸がんは早期発見・早期治療でほぼ完治できるとされるが、都内では大腸がん検診受診率は16・8%と低迷。このため、都は大腸がんを含む主要がんの検診受診率50%を目指し、検診の大切さを訴えている。
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