がん治療
日本では、アメリカのように高い専門性をもつ職種が多数存在するわけではないし、システムが十分に整っているわけではありません。しかし、がんサポートチームのように、複数の職種が協力して患者さんやご家族を支援するという姿勢は各地で少しずつ浸透してきているのではと思います。他職種と協働しながらのチームアプローチは、それぞれの状況や意見の相違などがぶつかり合うこともあり、決して容易なことではなく、試行錯誤の状態であることも事実です。しかし、すべてを一人の医師が担う医療よりも、患者さんの満足度は違うのではないでしょうか。 医療の最終ゴールは、患者さんやご家族が納得できる満足度の高い医療を提供することですが、それには、あらゆる専門家がつながりあって支援するという姿勢が医療者側に求められると思います。
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